最近、ミニマリストの肩身が少しだけ狭くなってきた気がする。 数年前まで、ミニマリストは時代の最先端だった。モノを持たない生き方は賢くて身軽で、なんならちょっと意識が高くてかっこよかった。かくいう私も、その思想にどっぷり憧れて、一時期はかなり本気で実践していた一人である。 だが最近、その前提が静かに崩れてきていると感じる。犯人はインフレだ。 先に結論を言っておく。ミニマリズムの「手放して、また必要になったら買い戻せばいい」という考え方は、モノの値段が上がらないデフレ時代だからこそ成立していた。インフレが進ん ...