「院に行くの?もったいなくない?」院進を決めたとき、何度この言葉を聞いたかわからない。もったいない、つまり金銭的に損だという指摘である。働けば稼げる年齢で学費を払って学生を続けるのだから、言いたいことはわかる。わかるが、誰も実際に計算していないのも気になっていた。というわけで今回は、理学療法士の大学院進学が金銭的に「損」なのか、生涯年収ベースで本気で計算してみる。私は修士2年で博士進学予定、つまり当事者ど真ん中だ。自分の人生の損益計算書を書くようなものなので、わりと緊張感がある。先に断っておくと、数字は国 ...