何をするにもお金がかかる、交通費も例外ではない。でも安く行きたい。学生は特にだろう。
そんな学生には学割という協力な割引パスポートがあり、大概の交通費が2割くらいは安くなる。だが、それより安くなることがあると聞けばどうだろうか。
少々手間がかかるが、学生はお金がない代わりに、時間と悪知恵という強力な武器がある。これを活かさない手はない。
ということで、私が今までやってきた錬金術を紹介する。旅行を考えているけどお金に困っている学生は参考にしてほしい。
ということで、行きましょうか。
基本は学割使用でOK

錬金術とホラ吹いた手前、こんなことを言うのはあれだけど、基本的には学割を使用すればOK。大概の割引キャンペーンと大差なくなる。それほどに学割は社会から与えられた神制度である。

そして、旅行は閑散期に行くこと。観光地にもよるけど、1月中旬~2月、4月中下旬、GW明け~6月、11月が狙い目。周知の事実だと思うけど、お盆や年末年始は宿泊費などがべらぼうに高くなる。理由は社会人はそこしか休みをとれないから。
翻って、学生は基本いつでもいける。授業をサボっても軽症で済む。だから安い時期に行ける。学生最高。
キャンペーン商品は縛りが多すぎる

けど、学割以上に安くいけないのかという意見もあるはず。あるにはある。だが面倒くさい。その筆頭が旅行会社などが打ち出すキャンペーン商品。
各旅行会社が売っているキャンペーン商品は時期や販売期間の限定、キャンセル不可など、縛りが多すぎる。

例えばコレ。毎年2月から3月ごろにしているJR東日本のきゅんパス。条件は下記
- 利用日の2週間前に購入
- 平日の利用可
- ネット販売のみ
- 発券が必用
ざっとこんな感じ。キツすぎ。
この条件を許容できる利用者がどれだけいるだろうか。
何故そこまで縛りを多くしているかというと、閑散期に効率よく客を誘導したいから。電車や宿は基本的に固定費が同じ。たとえ客が少ない時期でも空いている席や客室捨てて節約しまーす、なんてことはできない。ならその時だけキャンペーンを打って、たとえ客単価を下げてでも集客した方がトータルではプラスになる。
要は空気輸送するよりマシってこと。
こういった制度は自分がその時期に本当に行きたいと思っているならいいけど、基本は値引き額以上に使い勝手が悪い。
もっとケチるなら株主優待をフリマサイトで購入

ただ、学割で満足できない狂気の学生もそれなりにいるハズ。私もそのひとり。
そんな人におすすめなのが株主優待。
一定の株を所有している株主に、企業が贈る割引券やギフトのこと。あらゆるサービスが破格で受けられる神制度。キャンペーン商品みたいな縛りも少ない。
ただし、この制度の恩恵を受けるには株を購入しなければならない。私のような貧乏には縁のないハナシだと思うかもしれないが大丈夫。
何故なら株主優待は譲渡が認められているから。実際メルカリをはじめとするフリマサイトで大量に出品されている。使わないから売る株主が多いのだろう。一部、金券ショップで安く仕入れ、転売する輩もいるらしいが関係ない。問題は我々が得するのかどうか。
実際、株主優待で検索すると、

想像以上にたくさんの企業が優待を発行していることに驚く。マクドをはじめ、遊園地の入場券、家電屋の割引券など、2時間くらい出品を眺めてしまうくらい飽きない。
実際、1600社以上が株主優待を発行しているとか。
大きな買い物をするときはチェックしておくもの悪くないだろう。実際、引っ越しで新しく家具家電を買う時にお世話になった。

あと、個人的にはさんふらわあの株主優待がすき。

時期にもよるけど、5000円引きになる優待が2000円くらいで買える。まさに現代の錬金術。
というかさんふらわあは学割がしょぼすぎる。5%くらいしかひかれない。船は素晴らしいのだからあれだけは何とかしてくれ。
損益分岐点に注意

但し、株主優待を購入する際は、かえって損する場合があることに留意しなければならない。特に学生は学割を使った方が良かったなんて事象が多発する。
株主でない場合、株主優待を手に入れる場合は必ず費用が発生する。購入した費用以上の割引が得られるか考える必要がある。

例えば、私がよく使用しているJR西日本の株主優待。片道運賃が半額になるというとんでもないモノだが、
フリマサイトをみるとかなりの高額で販売されている。だいたい5000円くらい。つまり、割引の恩恵を得るためにはそれなりの長距離を使用しないといけないわけ。
例として、新大阪から博多までの新幹線運賃を考えてみる。普通に購入するとのぞみ指定席で16,020円である。
これが株主優待を使うと半額の8,010円で利用できる。エグイ。
ただし株主優待をタダで手に入れたわけではないから、これに株主優待購入費用を合算する必要がある。時期にもよるけど、だいたい5,000円で販売されているから、合計で8010+5000=13,010円。3,010円得した。素晴らしい。
社会人ならこの時点で即株主優待を買う判断ができるけど、学生はもう1ステップ必要。
学割で購入した際にどれだけ安くなるかを考え、比較しなければならない。
同じく新大阪から博多、新幹線での費用を考える。JRの割引は乗車券にしか適用されないから、乗車券9,790円の2割引きは7,830円。特急料金は割引されないから、1,960円の節約になる。
ここまで計算して初めて株主優待を使用しよう!となる。だるい。
だけど、学生は時間が腐るほどあるのだから、このひと手間は惜しまないでほしい。浮いたお金で夕食を豪華にできるのだから。
もっと安く手に入れたいなら、優待の期限が近いモノがおすすめ。ちなみにJR西日本は6月30日が期限。大体1枚2000円くらいで取引される。閑散期との相乗効果でここまで下がる。えぐい。
私の計算式

ここまで、株主優待や学割、キャンペーンの料金を比較したけど、なるべく安くしたい、でも面倒な計算はしたくない人が殆どだろう。
なので、以下に計算式を示す。
- 株主優待 ⇒ 通常料金 ÷ (1-割引率) + 株主優待購入費
- 学割 ⇒ 通常料金 ÷ (1-割引率)
- キャンペーン商品はそのままの料金(縛りを許容できるなら)
これらを比較して、最も安いモノを選べばOK。繰り返しになるが株主優待やキャンペーン商品は使用条件を確認すること。縛りを受け入れられるのであればいうことは何もない。
安いからその選択肢にしようはナシ。あくまで自分の条件と割引の縛りがうまくかみ合う時だけ使用すればいい。元を取ることを旅行の目的にしては本末転倒だから。
旅行を楽しめれば値段はどうでもよくなる

とまあ、守銭奴の戯言をここまで駄弁ってきたわけだが、結局はどれだけ旅行を楽しめたかだと思う。なんやそれってなるかもだけど、社会人になって
もっとあのとき旅行すればよかったなあ・・・
という後悔が残るより、多少損してでも旅行を楽しんた方が結果的にプラス。
基本的に学割があるのだからそこまで損するとは到底思えないし、損したとしてもそれ以上の思い出が残ればモーマンタイ。
というか、どうすれば安く快適に行けるかを考える過程そのものがたのしいと思っている。私以外にもいるハズ。考えるだけ考えて行かなかったなんてこともZARA。それでもいい。楽しければ。
ということで、行ってらっしゃい!
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